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老婆に萌える?

エアヘッド落渕です。

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり



老いは避けられないものでして、おっさんも美少女も老いるわけですね。
美少女がもてはやされる昨今のコンテンツ業界において、いかに老婆を描くか、いかに描くか…。そんなことを考える今日この頃です。

ぱぱっと具体例をば…

近代能楽集 (新潮文庫)近代能楽集 (新潮文庫)
(1968/03)
三島 由紀夫

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ユッキー三島の快作、近代能楽集です。能の代表的な演目を現代が舞台の戯曲にした、というところです。中でも「卒塔婆小町」が素晴らしい。
大元は、深草少将の小野小町への百夜通いの伝説が下敷きになっていまして。現代において、小野小町の生まれ変わりの老婆と深草少将の生まれ変わりの詩人が束の間の逢瀬を果たす、といった話です。分量は相当に短いですが、こればっかりは実際に読むしかない…。哀しみと喜びが同居しているような、力のある作品です。

作中の老婆は、もはや若い日の美しさは見る影もない姿として描かれるのですが、こんな台詞を言います。

……しかしあんたみたいなとんちきは、どんな美人も年をとると醜女になるとお思いだろう。ふふ、大まちがいだ。美人はいつまでも美人だよ。今の私が醜くみえたら、そりゃあ醜い美人というだけだ。あんまりみんなから別嬪だと言われつけて、もう七八十年この方、私は自分が美しくない、いや自分が美人のほかのものだと思い直すのが、事面倒になっているのさ。



美の体現者の絶対の自信とでも言えばいいのか…。姿形だけではない、絶対的な高次元の「美」への信奉も伺える台詞ですね。果たして、作中ではこの高次の美ゆえに物語が展開するわけで…。

うーん、挙げてはみたものの、老婆ではあるんですが、伝説的な存在になってしまっている感がありますね。
ということで次。


夢幻紳士 迷宮篇夢幻紳士 迷宮篇
(2007/05)
高橋 葉介

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夢幻紳士シリーズ、ハヤカワ3部作の最終巻でござる。例によって、ネクラジゴロ夢幻魔実也が活躍するシリーズですが、この巻ではヒロイン役をおばあちゃんが務めます。まあ、おばあちゃんと言っても、幽体離脱した時の姿は若い娘っ子なので、絵面的には老人度低めです。
うろ覚えですが、夢幻さんが「あなたはとても可愛らしい人だ」なんて言ったりします。なんというか奇麗な老人で、精神的な純粋さが少女の形で顕現している感じでしょうか。

うーん、そうか、老人がヒロインということで印象には残っていたんですが、老人だからこその描写っていうのがあるわけでもなかったですね。



…今回はネタ切れ。あんまりバリエーション出せませんでした。具体的にはどこで見たか忘れたけど、白雪姫の魔女みたいに、老いて若者に嫉妬するみたいなキャラクターもまた定番ではあるんですよね。

元美少女が、いかに年齢を重ねるか、いかに老いと折り合いをつけるか。最高難度のキャラクター創作課題ではないでしょうか。
ちょっと真剣に考えてみたい気がしてきました。


老婆ものと言えば「ハウルの動く城」…見てないんですよね。オワタ

「悪」を考える

落渕です。
相変わらずうだつの上がらない生き方をしております。

先日、映画の『アバター』見てきました。
正直、面白いか面白くないかと言われれば、個人的には面白くなかったんですが…ただ、作品の出来自体はすごいと思った次第。無理のないシナリオ、っていうんですかね。定石を手堅く確実に抑えて、映像作品としての完成度を優先し、過度な「深さ」やら何やらを排した、というか。

以前に『神話の法則』のレビューをここでやりましたけど、ちょうど『神話の法則』のルールに照らすとキレイに分解できると思います(というのは先入観だろうか…)。


で、何となく思いついた「悪」論。
魅力的な悪役を作ることは重要と言われるわけですが、悪役の作り方にも色々ありますよね、ってことでちょっとだけ考えてみようかと。
我ながら強引な入りだ。

● 「悪」の機能

まずは機能から。
すぐ思い浮かぶのは、プロットを回す機能ですね。
悪事が働かれる→正義の味方が活躍する の流れですからねぇ。

主人公の負の面を描くとかもあるんだろうけど、とりあえず置いときましょう。


● 「悪」の定義

定義って程でもないんすが、単純に「絶対悪」があるとは言いづらいご時世。
「悪」のバックグラウンドをざっくりと分類。

▼ 悪とは価値観の相違である

まあ、普通ですね。
大きいスケールだと、国同士の対立による戦争ものとか、異種族闘争とかですね。スケールを落とすと、世界制服を企む悪の組織だとか、マッドサイエンティストとかになります。

「全体の利益のために少数の犠牲を厭わない」という上位組織側の思想と、「少数の犠牲も許さない、全員救ってみせる」という個人の思想の対立は、少年漫画的な展開では超鉄板ですね。
ただ、個人の側の視点で描けば少年漫画的なんだけど、組織の側の視点で描けば年齢層高め向けになる構造なんですよね。組織側視点ということだと『攻殻機動隊』思い浮かべました。


▼ 悪とは欠落である

次。愚かさ、機能の不足、とかそういうのです。
これだけだと何のこっちゃですが、システム暴走系とかが代表例です。
前述のと一部被るといえば被るんですが、対立するほどの価値観すら形成されていない、という所が差異になります。

システム暴走系は超便利な装置として使われますね。魅力的な悪役を最終的には味方にしたい、という時に、その悪役を味方にしてから最後の敵として暴走システムと戦わせる…と、まんま『なのはA's』でござる。とにかく、ただ単に倒されるためだけに存在する悪役になれます。

一方で、その欠落が人格を持った存在に起こった場合には、救いのない話になりがちです。
知恵・知識が欠落した子供が巨大な力を持ってしまったとか、処分対象の不良品のアンドロイドが逃げ出してしまったとか、「戦争が終決した」という情報が欠落した部隊が無意味な戦いを行うとか。
言わば「悪意のない悪」ですが、それ故に罰されねばならないことの悲劇性が高まります。




…と、2パターンだけですが挙げてみました。
これ以上に分類できるかな…一発でまとめるには結構無茶なテーマですね。



「だから何?」
「何だろう?」

こゆーざの話、略して小話

お久しぶりです。
こゆーざです。

さて、まじめな話は他の人にまかせて、アホ担当の僕はアホな話をします。

最近ですね、MAGを始めたんです。
知ってますか?
256人対戦が売りのFPSゲームです。

マッシブ アクション ゲーム(MAG)(オンライン専用)マッシブ アクション ゲーム(MAG)(オンライン専用)
(2010/01/28)
PLAYSTATION 3

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twitter上の作家さん

また1ヶ月放置してしまいました。落渕です。
5月に第十回文学フリマがあるとのこと。大変ですね、どうしよう…。


今さらtwitterの話題もアレかもしれませんが、作家さんのtwitter上でのつぶやきをTogetterからピックアップしてみます。

一応リンクな Togetter


● 芝村裕吏(siva_yuri)

・ タグ「siva_yuri」がついてるページ
http://togetter.com/t/siva_yuri?page=1

・ しばむらさん、ファンタジーを語る
http://togetter.com/li/4334
日本とアメリカでのファンタジーの概念の成立の仕方の差から解説。

・ しばむらさん @siva_yuri ゲーム世界の自律性とユーザー・エクスペリエンスの関係を語る
http://togetter.com/li/2868
ゲーム世界の自律性と、ユーザーへの「サービス」のバランスの取り方、みたいな話になってるみたい。
※ 文学とかじゃねぇなぁ…ゲームの話だなぁ…


● 川上稔(kawakamiminoru)

・ タグ「川上稔」のページ
http://togetter.com/t/川上稔

・ 「プロット派ライトノベル作家:川上稔の流儀」川上稔の創作術式
http://togetter.com/li/4547

担当さんに「じゃ、ちょっと、全部の概要、最初から最後まで言いますので」と、二時間くらいブッチ。どっかでつっかえたら「出来ない・そこが足りない」という感じ。



…と、2時間プロット暗唱祭りを2週間に1回やってたそうで。手間隙かけるってこういうことなんですね…。



・ 「ライトノベル作家:川上稔の流儀」?草稿から入稿、そして小説へ?
http://togetter.com/li/4549

でまあ、本日、ホラの3の草稿を書き終えました。これから自分の方での校正と編集作業に入ります。

なお、実際の〆切は約二ヶ月後です。早めに終了させて何をやっているかというと、それこそ内容の書き直しや編集作業です。情報が足りない部分を補ったり、広範囲に渡って提示する情報を上手く分配したり、また、伏線の調整なども行います。つまり、全体のバランスを整えるわけです。

で、こういう作業を、「書いて、出来たもの」「とりあえず全体をデータとして読めるもの」「各巻ごとにデータ分けしたもの」「とりあえず各巻印刷したもの」「提出用に印刷したもの」とバージョンごとに行います。やっぱりデータと印刷は違いますし。



手間隙かけるってこういうことなんですね…。


とりあえずこんなとこで。

文学フリマまであと1ヶ月

を切りました。落渕です。

ブツは上がっていませんが気つけに記事を書いてみました。無情。


…適当なことを書きました。

前も書きましたが、第九回文学フリマに向けて準備中です。
今回はメンバー全員で一作ではなく、何人かが個別でそれぞれやる予定です。
「私が死んでも代わりはいるもの」の精神で頑張っているので筆が進まねぇ進まねぇ。


最近感激した話。
女の子のキャラクターを3つの指標で把握する - G.A.W.

免許皆伝って感じでいいですね。
守破離ですよ。何を守ったんだか知らないですが、何かを守って、その上でこれを壊してですね、遂には独立独歩の境地に至ると。その結果が「体臭、生理、顔面騎乗」なわけです。

おんなのこだいすきの着地点が、空想上のリアリティ、虚構の肉体性というのもなんだろな。
ちょっと真面目風に考えると、情報量の想像による補填、といったところでしょうか。
物語性の補填であればSSとか同人誌って流れなんでしょうが、キャラクター性(実在感?)の補填としてデフォルメによって削ぎ落とされた肉体的要素を作品世界の設定を手がかりにゴニョゴニョゴニョ。
体臭、生理は分からんでもないが顔面騎乗はムリダナ。

スカ、嗜虐、被虐とかに行く人もいるんですかねー。
特に嗜虐はどん引きしそうな気がします。
「けいおん!のキャラのうち顔面をぶん殴ってパンパンにさせたいのはだれ?」みたいな話をされるとぞわぞわしてしまいますね。探せば出てきそうな気がしてきたけど、怖いからググりません。


↑のBlog見ていて、モノケロスを思い出しました。
「?です。?だ」みたいな、「敬語→タメ口」コンボはなぜか大好きです。

モノケロスの魔杖は穿つ (MF文庫J)モノケロスの魔杖は穿つ (MF文庫J)
(2006/10)
伊都 工平

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